このチュートリアルを実施することによって身に付く技術は以下の通りです。
ひとつのゲームを作り上げることで、自分のゲームを作るための勇気や自信が身に付きます。全体の流れをサクッと掴んでしまうことで、そのプロセスを素早く理解でき、次のゲームを作るスピードが上がります。
このチュートリアルではゲーム作成の環境としてUnityを使います。
Unityは世界的に広く使われているゲームエンジンで、スマホ向けアプリでもUnityが使われているものが多いです。
このチュートリアルを通してゲーム開発の流れを知り、Unityの使い方を一通り覚えていきましょう。
Unityを使うための方法について学びます。
Unityをインストールする方法、ゲームを作る単位となるプロジェクトを作成する方法など、今後Unityを使っていく上で必要になる作業に慣れていきましょう。
ゲームでは画像やフォントなどのファイルをプロジェクト内にインポートして使います。
インポートを行ったあと、Unityでどのように扱うかのインポート設定についても実際にやってみましょう。
ゲームをゲームとして進行させる方法を学びます。
チュートリアルで作成するゲーム『The Slider』では、タイトル画面、パズルを遊ぶ画面を使い、これらのシーンを切り替えられるよう制御しています。
こうしたシーンの繋ぎ方や、ゲームを遊ぶプレイヤーが体験する流れを決めるのもゲーム開発において大切なので、ここでしっかりと身に付けおくと後々ご自身でゲームを開発するときにも活かせます。
ユーザーに情報を表示するためのUI(User Interface)を作成する方法を学びます。
このチュートリアルで作成するゲームでは、UIを使って画面上にパズルのピースやボタンなどを表示させます。画面上に要素をどのように配置していくかをマスターしていきましょう。
Unityではシーンの中にゲームオブジェクトと呼ばれるオブジェクトを作成し、コンポーネントをアタッチすることで様々な機能を実現しています。
このゲームオブジェクトはPrefab(プレハブ)という形にすることで、スクリプトからゲームオブジェクトを生成したり、別のシーンで使いまわせるようにしたりと便利に扱えます。
Unityでプログラミングを行う時には、C#というプログラミング言語を使います。
このC#では辞書機能と呼ばれるキーと値のペアでデータを持つ機能があるので、これを使ってパズルのピースがデータ上どの位置にいるのかを表現していきます。
ゲームでは、アイテムIDとアイテムデータと対応させるなど、使える場面が多いのでここで触れておきましょう。
シーン内のスクリプトはそれぞれが単体で機能するだけでなく、処理の結果を他のスクリプトに渡したり、処理の終了を通知したりする必要があります。
このチュートリアルではUnityのEventSystemを使った通知方法を学びます。メソッド名の変更に強い実装方法なので、早めにマスターしておくと吉です。
Unityではデータを保存する方式としてPlayerPrefsを提供しています。
このPlayerPrefsでパズルを解くのにかかった時間を保存する方法を学びます。